戦略いろいろ

長期ボックス相場の銘柄で稼ぐ

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株の売買の基本は安く買って高く売ることです。

ですがその安く買うというのが非常に難しい世界でもあります。

そんな中でも比較的判断しやすいのがこのボックス相場です。

ある程度同じ値幅内でしか株価が動きませんので安い高いは一目瞭然。

では解説していきます。

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ボックス相場って何?

 

ボックス相場とは、訳すると「箱相場」です。まるで箱の中に入っているように同じ範囲で株価が上下している様を表しています。

ボックス相場で稼ぐ方法はとてもわかりやすいので初心者でもすぐに取り込める手法です。

では見ていきましょう。

 

ボックス相場での立ち回り方

次は、ボックス相場での立ち回り方についてです。

ボックス相場でどう売買したら良いのでしょう

冒頭でも述べましたが、基本的に安く買って高く売る。これだけです。

では何をもって安いとか高いとか判断するのか。

株をやったことのない初心者であれば上値と下値の大方の予想をつけて各種指標を確認すると良いでしょう。

 

上値と下値の見極め

上値と下値の見極めはチャートを見て判断するのですが、ここでは難しいテクニカルなことはやりません。とても原始的ですが特段問題もなく売買できていますので初心者はこれでも良いと考えています。

 

 

上値の見極め方は、チャートを見て1番高くなっているところを点にして線を結びます。下値はその反対で1番低くなっているところを点にして線を結びます。目視でもできますし誰でもできます。

 

gati
めちゃくちゃ簡単だな

 

これで上下に線ができたので、この線の範囲内で売買すれば良いです。単純なやり方ですね。

 

指標の確認

さて、上値と下値の見極め方がわかったところでまだ不安だと思います。そこで保証というか保険みたいなものが心理的に欲しくなるのですね。

その不安感を払拭するために指標を確認します。難しいこと抜きで一般的なものだけで良いと思います。

 

まずRSIです。RSIは買われすぎか、売られすぎかを判断するための指標として使われています。20%以下になっていたら売られすぎなのでその銘柄を買うタイミングが来たと言えるでしょう。

 

下の図のようにチャートでRSIを表示して確認します。

 

 

あと管理人がチェックしている指標や項目と判断している目安の数値を簡単に書いておきます。

口座を開けば全て証券会社のHPで確認できます。

難しい話になるので詳細はここでは省きます。

 

年初来安値・高値
PER(12倍以下)
PBR(1倍以下)
配当利回り
浮動株と特定株の割合
自己資本比率(60%以上が望ましい)
利益剰余金
有利子負債

 

チラッチラッと確認する程度ですが、書き出してみるといろいろな項目があるものですね。

ちょっと難しそうって思うかもしれませんが、大丈夫。慣れます。安心してください。

 

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ボックス銘柄の探し方

 

ボックス銘柄って同じ幅で動くからめちゃくちゃ簡単に儲かりそうと思ってどの会社が今ボックス相場なんだろうと探してみるのですが、これがなかなか見つからないのですよ。

 

無料のものは短期で見ているものが多くて1日で取引を終えるようなデイトレーダーではないため使えません。また、教えます系の有料の怪しいサイトも多いです。

 

その中でも気軽に使えるものを1つ挙げておきます。
例えば「株マップ.com」というサイトで「チャート形状検索」というのがあります。

 

 

「逆三尊」を選んで検索すると出てきました。トランス・コスモスが条件に合致しました。指標は見ていませんよ。あくまでボックスで値が動いている企業を抽出する方法です。

 

無料でできますのでぜひ使ってみてください。

 

チャートでボックス相場かどうか判断するコツ

チャートを見てボックス相場になっているかどうかの判断ですが、形状を見れば誰にでも一目瞭然、同じ値幅でジグザグを描いていますから分かりやすいと思います。

 

注意点としては、まず年数を5年にして見てみましょう。そのあとに5年刻みで最終的に全ての年数で形状を確認します。これをしないと一時的なボックス相場なのか判断ができないからです。

 

gati
これは必ずやってるよ

 

ボックス相場になっている期間が長ければ直後の未来もまだボックス相場になる可能性はあると推測できますが、期間が1年や2年など短い間だと確率が下がるでしょう。

 

ボックス相場に挑むにあたっての注意事項

なんでもそうですが過信はいけません。これは自分にも再度言い聞かせたい言葉です。慣れによって判断が狂うのですね。

どんなにチャートや指標をチェックしてもその時の政治経済の状況が悪ければニュース1つで展開は大きく変わります。

 

gati
チャート良くても地合い悪けりゃ展開変わるからね

 

直近だとコロナウィルスの影響で経済はひどく落ち込んでいます。個々の会社の業績関係なく株価は全体的に下がっています。今までボックス相場で動いていた銘柄も普段より下値を切り下げています。

 

投資は自己責任。まさにそうなのですが、対策としてはよく言われるように余裕資金で株をやるしかありません。

なくなっても諦められるか失敗に納得が行く状況で挑むべきです。金額は関係ないです。自分の許容金額は人によって違いますから、それを今一度確認し挑戦しましょう。

 

管理人が売買している銘柄

では最後に管理人がたまに売買しているボックス銘柄を提示します。

こんなにチャートが分かりやすい銘柄はないです。KDDIです。

 

 

管理人は2800円から2900円台で購入し3100円くらいで売ることが多いです。

この5年間は株価がその間を行ったりきたりしているんですよね。そのボックス相場に目を付けて取引し始めました。

基本的には自分の希望額まで落ちてきたら買って、目標額に到達したら売る。それだけです。

 

gati
めっちゃわかりやすいんだよねぇ

 

また、連続増配銘柄なので人気があります。株価が落ちて含み損のまま決算をまたいでもその後また人気が出て復活することが多いです。

 

しかも株主優待まであって潰れる心配のない大手。増配によって配当利回りも年々アップしていくので長期投資にも向いています。資金に余裕があれば100株は永久に持っていても良いかなと思える銘柄です。

 

以上、今回はボックス相場について書きました。

このように探せばボックス相場の銘柄はいろいろありますし値幅がおおよそ固まっていると取引しやすいので初心者には挑戦しやすいと思いますよ。

 


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