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今回取り上げるジェイエイシーリクルートメント(JAC)は人材紹介業の会社です。
ミドルマネジメント・スペシャリストの人材を企業に紹介する事業を展開しています。
それでは詳細を見ていきましょう。
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ジェイエイシーリクルートメントは英国初の日系人材紹介会社で国内9拠点を中心に全国で転職支援サービスを提供しています。
またグループ会社であるJAC Recruitment Groupは、現在以下の世界中にある拠点で人材紹介サービスを展開しており海外への転職にも強力なバックアップ体制があります。
JAC Recruitment Group世界の拠点一覧
シンガポール/日本/マレーシア/インドネシア/タイ/香港/中国/韓国/ベトナム/インド/イギリス
ジェイエイシーリクルートメントのコンサルタントは金融業界20年以上のシニアコンサルタントや医療業界出身の医薬バイオ専門コンサルタントなど、 業界の転職のプロフェッショナルです。
能力を最大限に発揮できる最適な人材を国内大手・優良企業、または外資系企業や海外進出企業へ紹介しています。
では次にジェイエイシーリクルートメントの財務状況などを見ていきましょう。
出典 第33期株主通信
売上高、営業利益、経常利益など全てが右肩上がりになっています。1コンサルタント当たりの売上が高いのがこの結果に繋がっています。
フリーキャッシュフローも良好です。
そして自己資本比率が78.3%、利益剰余金が13872百万円、有利子負債0です。
現金が潤沢にあるキャッシュリッチ企業で倒産の心配は少ないでしょう。
このコロナ禍の中でもオンライン面接などで業務継続中です。
配当に関しては2020年の予想が80円で連続ではないものの、増配しています。
しかも現在は利回り7%台で高配当株のレベルに達しています。
管理人は現在1900株保有しています。
取引した所感ですが、チャートは右肩上がりですが短期の値動きはかなり激しいです。
皆がほしいと思う優良企業のため、そこを機関投資家に狙われて激しい売りを浴びせられることが多い。
けれども反発時の上昇力もハンパないです。長期視点で気長に保有するのが吉かと。
配当も良いため現物株で長く持ち続けることが割とできてしまう。なかなかお目にかかれない優良銘柄の1つ。
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株価はコロナウィルスの件で激しく下がりました。おそらく多くの方の想定を超えていたのではないだろうかと思われます。
管理人も株価が1000円を切ることは想定外でしたが、ここは急騰急落の激しい長期右肩上がりの銘柄ですから気軽に構えています。
ジェイエイシーリクルートメントの5年チャートです。
今後の見解としては緑の線が5年間の平均値、ピンクの線が厳しめに見て管理人の考える値動き幅です。
管理人はそれよりも上で購入していますので含み損解消はまだまだ先になります。
ただ、その間配当が出ますし利回りも悪くはない点で現物保有の支えとなりうるでしょう。
テクニカル分析ではここ1か月で見た場合「売り」です。
ただ買われすぎや売られすぎの判断に使うオシレーターは「買い」です。
近年AIが発達してきて人間の仕事がAIに奪われると叫ばれています。
それはその通りで今までも高性能な機械によって人間の仕事は様変わりしてきました。
ただ人間でなければできない仕事というものは今後も消えることがないでしょう。
ただし人間なら誰でも良いわけではなく人間ができる仕事を人間同士で奪い合っていく世界になりますから、能力の高い人間が生き残るのは今も昔も変わりません。
機械やAIを管理できる高度な頭脳を持った人間も一定数必要だからです。
また昨今のコロナ禍を考慮しても企業の経営はより一層の効率化・人件費削減が進むでしょう。
このような状況を踏まえればジェイエイシーリクルートメントはハイクラスな人材紹介を業としている点で今後もニーズは大きく継続して望めそうです。